ハーブとは
ラテン語の「herba(ヘルバ)」という、草木を意味する言葉がその後英語の「herb」となりました。また、ハーブやスパイスについての定義は、様々な見解があります。
「料理や園芸など、暮らしの中で役に立つ香りのある植物」というひとつの定義があります。
有効な成分を利用するために、料理や入浴などの方法があります。
また、使用する形態も生で使う「フレッシュ」と乾燥させて使う「ドライ」とに大きく分かれ、用途によって使い分けられます。
どんな使い方があるの?
ハーブやスパイスの主な取り入れ方についてご紹介しましょう。
まずは一番身近に取り入れられる料理です。香り付けはもちろん、臭み消しや酸化防止などの効果も期待できます。
次にお茶(ティー)です。水溶性の成分を取り入れるのに最適で、体内に吸収されやすいという特徴もあります。
さらにはバス(お風呂)という方法もあります。直接お湯に入れたり、ティーにしたものをお湯に加える方法もあります。
最後にアロマセラピーです。ハーブやスパイスから精油(エッセンシャルオイル)を作成して利用する方法です。
こちらは、作用の強いものもあるため、直接飲んだり皮膚につけることはお勧めできません。
このような方法でハーブやスパイスを生活の中に取り入れる事が可能です。
手間のかかる方法もありますが、できるだけ簡単に取り入れられる方法をご紹介していきたいと思います。
ハーブの注意点
安全に利用していただくためにお伝えしたい事があります。
ハーブやスパイスは取り入れる事で心身の不調を和らげたり、健康維持のための活用などがあります。そして、それぞれのハーブ・スパイスには様々な作用があります。
作用が穏やかで安全性が高いとはいえ、選び方や扱い方をきちんと確認して使用する事が重要なポイントとなります。
また、メディカルハーブという分野がありますが、私たちのお伝えするものは、医薬品ではありません。ハーブやスパイスにはそれぞれ「効果」はありますが、断定するものではないので、用法や扱い方を理解したうえでご利用いただきますようお願い致します。
購入時の注意点
1、「食品」に分類されているものを選びましょう。販売されているものの中には「雑貨」に分類されるものもあります。こちらを食用として利用しないよう、ご注意ください。
2、ハーブやスパイスには名前や色、香りが似ているものもあります。正確に購入するために「学名」を確認しましょう。
3、一度にまとめて購入せず、使う分だけ購入しましょう。フレッシュハーブやスパイスは痛みの早いものもあります。
使用時の注意点
1、決められた部位を使いましょう。異なる部位を使うことでマイナスの影響が出る場合もあります。
2、小さなお子様、ご年配の方、妊娠中の方には向かないハーブやスパイスもあります。使用前に確認を忘れずにしましょう。
3、保存期間を過ぎたものを使うものはやめましょう。時間が経つと酸化して成分が変化してしまうものもあります。作り置きもできるだけ避けましょう。
安全を心がけ、楽しいハーバルライフを送りましょう。 ハーブの彩トップへ