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●『クリスマスローズに肥料を与える時期です。』● 2015年10月9日号
クリスマスローズ
キンポウゲ科
多年草 草丈25~40cm花の少ない1~3月頃に可憐な花をつけるクリスマスローズは、
丈夫で育てやすく開花期間の長い宿根草です。
花のように見えるのは、萼(がく)という器官で、本当の花は真ん中に小さく集まっています。
■花が咲いているときの管理■
置き場所
寒風が当たらない日当たりのよい軒先や室内の窓辺で楽しみます。
水やりは土の表面が乾いてきてから暖かい日の午前中に与えます。
花がらをそのままにしておくと、タネをつけることがあり、
株が衰弱するため咲き終えた花は花色があせてきたら株元から切り取ります。
液肥「ハイグレード原液」を水で500倍にうすめて2週間に1回株元に与えます。
■花が咲き終わった後の管理■
10~5月までは屋外の明るい日陰で、冬は寒風が当たる場所は避けます。暑さに弱いため、
夏はブロック塀の近くなどの照り返しの強い場所は避け涼しい明るい日陰で育てます。
1年を通して土の表面が乾いたら与えます。夏の高温期の水の与えすぎは根腐れの原因になるため、
やや控えめにし、土の表面が乾いた後、1~2日待ってから水を与えます。
水やりの量は、どの季節も鉢底から流れ出るまでたっぷりと与えます。
10~5月の生育期に液肥「ハイグレード原液」を水で500倍にうすめて2週間に1回株元に与え、
さらに10~4月の間、2ヵ月に1回置肥「プロミック
クリスマスローズ用」を土の上に置きます。
秋に新葉が伸びてきたら、11~12月に古くなった大きな葉は株元から切り取ります。
こうすることで、株元の新芽に日光が当たりやすくなり、花芽の立ち上がりもよくなります。
根の生育が旺盛で、植え替えは1~2年に1回、10~11月が適期です。
古い土や傷んだ根を半分程度ほぐして、「花・野菜用培養土 20L 」や水はけのよい土に元肥「マグァンプK小粒」を混ぜ込みます。
アブラムシ予防のために殺虫剤「HJブルースカイ粒剤」混ぜ込んでおきます。