植物の育て方
シクラメンの育て方
シクラメン
サクラソウ科 秋植え球根 草丈15~25cm
●花が咲いているときの管理
大変日光を好む花で、室内の日当たりのよい窓辺などで栽培します。
暖房の効いた室内は避け、比較的低温で昼夜の温度差の少ない場所に置きます。
時々暖かい日の日中に屋外のベランダや玄関先の北風の当たらない日だまりなどで
日光に当てておくと、花つきがよくなります。
咲き終わった花や黄化した葉は球根のつけ根より抜き取ります。
鉢底の受け皿から水を吸わせる底面給水鉢の場合は、受け皿の水がなくなってきたら、
新しい水を入れますが、目安は受け皿の深さ2/3です。
この鉢の場合、水やりを忘れていったん土が乾燥してしまうと、
底面からでは十分に水を吸い上げられなくなります。
その場合は、まず土の上からたっぷりと水を与えて全体を湿らせた後、
受け皿に新しい水をいれ、吸い上げさせましょう。
普通鉢の場合は、土の表面が乾いたら花や葉にかけないようにたっぷりと与え、
受け皿には水をためません。どちらも暖かい日の午前中に与えます。
春までつぎつぎと花を楽しむためには、肥料が欠かせません。
底面給水鉢の場合は、1週間に1回、受け皿に残った水を捨て、
液肥「ハイグレード原液」の1000倍液に入れ替えます。
その間、液が少なくなれば、水を受け皿に補給します。
または、うすめずにそのまま与える肥料「キュート・シクラメン用」を1週間に1回、
古い水は捨て、新しく入れた受け皿の水に1目盛り注ぎます。
普通鉢の場合は、液肥「ハイグレード原液」を水でうすめて1週間に1回、株元に与えます。
または置肥「プロミック
草花・鉢花用」を2ヵ月に1回、土の上に置きます。
花が咲き終わった後の管理
夏を除いて屋外の雨の当たらない明るい日陰で、夏は涼しい日陰に移します。
最低気温が10℃以下になったら、室内に取り込みます。
水やりと肥料は開花株と同様に与えます。植え替えは9月で、
土に元肥「マグァンプK」を混ぜ込み、ひとまわり大きい鉢に植え替えます。
また、アブラムシ予防として4月頃に殺虫剤「HJブルースカイ粒剤」を株元にばらまきます。