植物の育て方
クレマチスの育て方
クレマチス
キンポウゲ科 多年草・つる植物 つるの長さ20~300cm
植えつけ・植え替え
鉢底から根が顔を出したら植え替えどきです。
植え替えは1~2年に1回、時期は2~3月にかけてです。
市販のポット苗の植えつけも、この時期に行ないましょう。
株元から1~2節を土の中に埋めるように深植えするため、鉢は深鉢がおすすめ。
植えつけには、水はけのよい元肥マグァンプKが配合された「ハイポネックス培養土」を使用します。
元肥が入っていない土を使用する場合には「マグァンプK」と
アブラムシ予防のために殺虫剤「HJブルースカイ粒剤」を混ぜ込んでおきます。
根が弱いので切らないように気をつけましょう。
置き場所
四季を通じて日当たりのよい場所で栽培します。
少なくとも半日以上は日光浴をさせてください。
ただし、暑さに弱いため、真夏はギラギラ照りつける直射日光は避けましょう。
風通しが悪いと、うどんこ病などにかかりやすくなるので注意します。
水やり
土の表面が乾き始めたら、水を切らさないようにたっぷりと与えます。
鉢底から流れ出るまで与えますが、花や葉にはかけないようにします。
肥料
3~11月頃までの生育期には、肥料はこまめに与えてください。
株の生長を助ける置肥「プロミック」を2ヵ月に1回与えます。
さらに液肥「ハイグレード原液」を水でうすめて1週間に1回、株元に与えるとよいでしょう。
病害虫
アブラムシやうどんこ病が発生しないように殺虫殺菌剤「ヒットゴール液剤AL」を散布します。
また、蕾を食べてしまうナメクジ対策には殺虫剤「ナメトール」を鉢のまわりにまきましょう。
剪定
品種によって剪定方法が違うので注意します。
四季咲きのものは花が終わったら、枝の半分ぐらいで切り戻しをしてください。
さらに冬に枯れてしまった枝はすべてカットすると、新しいツルが伸び、
再びきれいな花を咲かせるようになります。
一方、モンタナのような一季咲きのものは、
花が咲いた後に伸びたツルを軽くカットします。冬のお手入れは不要です。