植物の育て方
ハイドロカルチャーの育て方
<植えつけ>
植えつけは4~6月、もしくは9月が最適。
根についた古い土をすべて落とし、根は傷んだ部分を取り除いてから、サッと水洗いしておきます。
容器は穴の空いていないガラス器や陶器などを用い、底には根腐れ防止剤を入れておきます。
そこに、植物の根を広げて入れた後、水洗いしたハイドロ石を入れれば植えつけは完了。
最後に容器の深さ1/6ほどを目安に水を注ぎます。
<肥料>
肥料は生育期の4~10月に与えるだけ。
この期間中は2週間ごとに『キュート(ハイドロカルチャー用)』を与えてあげて。
また、『速効スプレー液』なら葉の裏にスプレーするだけで簡単。
植えつけしてからすぐに肥料を与えられるからとっても便利!
<置き場所>
ハイドロカルチャーで育てられる植物は観葉植物がほとんど。
そのため、置き場所としてはレースのカーテンがかかった窓辺など、1年を通して室内の明るい場所が最適。
ただし、容器に直射日光が当たると水温があがり、根腐れの原因になるのでご注意。
冬は最低5℃以上で温度差の少ない場所で栽培します。
<水やり>
水の量は容器の底から1/6が目安。
与え過ぎは禁物です。
容器の底にためている水を腐らせないよう、2ヵ月に1回は容器に残った水を入れ替えて。
<植え替え>
「元気がなくなった?」「葉先が枯れてしまった!」「ちょっと伸び過ぎ?」と感じたら、植え替えどき。
時期は植えつけと同じように4~6月もしくは9月に。
すべてのハイドロ石を取り除き、傷んだ根を取り除いてから、植え替えます。
ハイドロ石は洗って乾かしておけば、再利用もできます。
●ハイドロカルチャーとは?●
粘土を高温で焼いた時にできる茶色い石がハイドロ石。
このハイドロ石と水だけで、観葉植物を育てる栽培方法をハイドロカルチャーと言います。
透明なガラス器やしゃれた陶器を使えば、見た目にもとってもスタイリッシュ。
しかも土を使わず清潔なので、室内のテーブルやキッチンのインテリアにも大活躍です。