植物の育て方
ラベンダーの育て方
ラベンダーには香りのよい小さな花をつけ、寒さに強く暑さに弱く｢イングリッシュラベンダー｣と、ヒラヒラとした花をつけ、比較的高温多湿に強い「フレンチラベンダー｣があります。
ここでは、イングリッシュラベンダーの育て方をご紹介します。
<植え替え・植えつけ方>
植え替えは1～2年に1回、9～10月に行います。
過湿を嫌うので、水はけのよい弱アルカリ性の土が適します。
必ず石灰類を混ぜ込み、根張りをよくする元肥『マグァンプK』を混ぜ込みます。
古い土や傷んだ根を少しだけ落としてから植え替えます。
ポット苗の植えつけは3～4月、または9～10月が適期です。
鉢はあまり大きくすると土が乾きにくく、花つきが悪くなるので、できるだけ小さめのものを選ぶのがポイントです。
<肥料>
新芽の生育を促進させるために、3月下旬から蕾が見えてくる頃まで追肥として液肥『ハイポネックス ハイグレード野菜＆ハーブ』を水でうすめて1週間に1回与えます。花の咲いた後から10月頃までも同様に。
<水やり>
乾きやすい土を好むので、水のやり過ぎは禁物。
土の表面が乾くまで待ってから与えましょう。
特に夏の日中に水をやると株元が蒸れて下葉が腐りやすくなるので、水やりは午前中の涼しい時間に。
冬は土の表面が乾いてから1～2日待ってから与えるようにしましょう。
<剪定>
花が咲き終わったら、花首の下から2節目のところを切ります。
さらに来年の花つきを良くするため、11～12月に先端から1/3程度のところを切り戻します。
<置き場所>
1年を通して日当たりと風通しの良い屋外で育てます。
｢イングリッシュラベンダー｣は暑さを嫌うため、夏は直射日光を避けて涼しい場所へ。
梅雨や秋の長雨にあたると株元から黒く葉が腐ることがあるので、気をつけて！
冬も霜の降りない軒下に置くようにしましょう。
