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ハーブの彩 第1回 意外と身近なローズマリー

ハーブの彩、記念すべき第1回!
ご覧いただきありがとうございます。
今回はローズマリーをピックアップしてご紹介しようと思います。

about ローズマリー

ローズマリー
住宅街の植え込みなどでも見かけるローズマリー。
最近ではスーパーの食用ハーブの棚に見かけることもあります。
このローズマリー、77歳のハンガリーの女王がローズマリーの化粧水で若返り、求婚されたという伝説があるほど「若さを取り戻すハーブ」として知られています。現在でもハンガリーでは「ハンガリーウォーター」として化粧水の処方が残っているそうです。
和名をマンネンロウといい、常緑でいつも若々しいことから「万年郎」と表記されることもあります。
また「永遠の青年」を意味するところから名付けられたとも言われています。
さらには記憶力を増強するハーブとしても知られています。



ローズマリーの効能

このように言われ続けている理由。
それは、ローズマリーには抗酸化作用や消化機能活性化作用があるのです。
また、血液循環を促し体の機能を活発化する助けをしてくれます。



栽培

品種は100以上あり、立ち性~匍匐性、葉の大きさも花や葉の色も異なります。
耐寒性はラベンダーほど強くないため、氷点下10度以下になる土地での越冬は難しくなりますが耐暑性があり、乾燥に強いため栽培も難しくありません。
挿し木で増やすことも可能です。


活用法

独特な香りがありますが、これがお肉や魚の臭みを消し、ローズマリーの風味をつけてくれるので料理として大変取り入れやすいハーブです。

今回はローズマリーを利用した簡単料理をご紹介します。


白身魚とローズマリーのムニエル
ローズマリー <一人前>
・白身魚の切り身…一切れ(タラやスズキ、舌平目など)
・小麦粉…大さじ1~1.5程度(表面をカリッとさせたい場合は片栗粉を使用)
・酒・塩・コショウ…適宜
・ローズマリー…15㎝程度のものを3本(1本は飾り用)
・にんにく…小さいものを一かけら
・オリーブオイル…大さじ1.5程度(お好みで)

1、白身魚は両面に塩コショウをして、お酒を振り掛けて10分程度置いておきます。

2、ローズマリーを洗い、2本分は茎から葉を外しておきます。

3、にんにくの皮をむき、みじん切りにします。

4、お酒を振り掛けておいた白身魚の両面にまんべんなく小麦粉をまぶします。

5、フライパンにオリーブオイルを引き、にんにくのみじん切りとローズマリーの葉2本分を入れ弱火で香りを出します。

※この時、飾り用のローズマリーを付ける場合は一緒に炒めてください。適度に色が鮮やかになったらお皿に取り出しておいてください。

6、にんにくにほんのり色がついてきて、ローズマリーの香りが立ってきたら、粉をまぶした白身魚を皮のほうから弱火でじっくり焼きます。(蓋をするとふっくらします)

7、表面の生っぽい感じがなくなってきたらフライ返しでひっくり返してもう片面を焼きます。この時、蓋を外して焼くとカリッと仕上がります。

8、しっかり焼けたら盛り付けをして出来上がり!



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