★マグァンプくん日記★
バラが枝だけになっていませんか?
2016年10月26日
先日、群馬県アンディ&ウィリアムス ボタニックガーデンさんにて、
京阪園芸ローズソムリエ小山内健先生のローズレッスンを開催させて頂きました。
大変多くのお客様にご参加いただきました。
ありがとうございました。
今年の9月は雨が多すぎましたよね。雨のため予防散布もできませんでした。
その為、黒星病が多く発生しています。
ご自宅のバラはいかがですか?
問題なく綺麗に開花されている方。
葉は痛んで、花数は少ないけど開花している方。
黒星病で全て落葉してしまい、枝だけになられている方。
当然、四季咲き性のバラでしたら、秋も開花させて、春とは異なる深い花色を楽しみたいですよね。
でも、葉が全部落ちてしまっているような場合は、開花させるのではなく、
しっかり治療に専念して来春に備えることをおススメ頂きました。
そこで、小山内先生におススメいただいたのが、
うどんこ病・黒星病の予防と治療ができる殺菌剤
『サルバトーレME』です。
①枝・株体に『サルバトーレME』を散布します。
②枝先を少しハサミで切り戻します。
切り戻すことで株に刺激を与え、次の葉が出やすくなります。
葉が出てきたら、
③『フローラガードAL』で芽薬です。
ハンドスプレータイプの殺菌剤で、葉のつけねの芽をピンポイントでねらって散布します。
葉が全て落ちてしまった場合は、治療に専念して、株に体力をつけさせましょう。
そして、休眠期に植え替え作業を行いましょう。
次回、小山内先生の植え替えのポイントをご紹介させて頂きます。