植物の育て方
オンシジュームの育て方
オンシジューム
●花が咲いているときの管理●
室内の明るい窓辺で育てます。
冬は夜間温度が10度以上必要ですが、暖房のそばは、高温と乾燥によって花の寿命が短くなるので注意します。
乾燥を防ぐため、時々株に霧吹きをし、湿度を保ちましょう。
水やりは水ゴケの表面が乾いてきたら、暖かい午前中に鉢底から流れ出るまでたっぷりと与え、受け皿にはためないようにします。
花を長く咲かせておくと株が弱るため、全体の8割程度咲き終わったら早めに株元から花茎を切り取りましょう。
※開花中は肥料を与えません。
●花が咲き終わった後の管理●
<植え替え>
2~3年に1回、根が生育を始める4~5月に鉢から株を抜き出して、古い水ゴケを全て取り除き、傷んだ根も切り取ります。
新しい水ゴケを根の隙間に詰め込みながら、株がぐらつかないようにしっかりと植え込みます。
肥料は植え替え後1ヶ月ほどしたら与え始めます。
<肥料>
4月下旬~5月上旬に『マグァンプK大粒』(5号鉢に2g(小さじ約半分))を水ゴケの上におきます。
さらに、4~9月の生育旺盛期には液肥『ハイグレード洋ラン』を1000倍に薄めて、または『ハイポネックス原液』を2000倍に薄めて1週間に1回与えます。
薄めずにそのまま与える『ストレート液洋ラン用』もおすすめです。
夏場は、肥料を与える間隔を2週間に1回にします。
10月には、花つきを良くする『ハイグレード開花促進』を500倍に薄めて月に2~3回与えます。
<病虫害>
ナメクジ対策には『ナメトール』をナメクジが良く出るところに置き、早めに予防しましょう。
<置き場所>
生育期にあたる5~10月中旬は、屋外の風通しが良く、明るい日影や木陰で育て、梅雨や秋の長雨に当てないようにします。
梅雨明けから9月中旬までは、直射日光が葉焼けの原因になるため注意が必要です。
10月下旬~4月は、ガラス越しに日光の当たる室内へ移しましょう。
<水やり>
春~秋は、水ゴケの表面が乾いたら水を与えます。
真夏は、早朝あるいは夕方に葉の上から株全体にかかるように与えますが、夏場に水を与えすぎると根腐れの原因になるので注意しましょう。
10月以降は、水ゴケの表面が乾いた後、さらに1~2日待ってから水を与えます。どの季節も水やりは鉢底から流れ出るまでたっぷり与えてください。